
ゲームプランナーになるにはどうしたらいいんだろう。
このような悩みに答えます。
- ゲームプランナーになるには?
- 学生からゲームプランナーになるには
- フリーターからゲームプランナーになるには
- 他業種からゲームプランナーになるには
- 高卒や未経験でもゲームプランナーになれる?

この記事を書いている私は現役ゲームプランナーです。
2021年11月現在は、人気スマホゲームのディレクターをしています。
「ゲームプランナーになるにはどうしたらいいんだろう…」ひとことに転職活動と言っても色々なパターンがあって、自分に最適なプランってわからないですよね。
本記事では、ゲームプランナーになる方法を就職希望者のフェーズ別に紹介します。
「ゲームプランナーになるには?」とお悩みの方は、本記事を読むことで一気に悩みが解消しますよ。

各々にあった方法でゲームプランナーを目指すのじゃ。
ゲームプランナーになるには?
ゲームプランナーになるには、就職希望者の状態にあった就職活動が必要です。
以下の図解から自身のフェーズにあった転職活動を行いましょう。

各フェーズごとに解説していきます。

色々な選択肢から自分の将来設計と相談じゃ。
学生からゲームプランナーになるには
学生からゲームプランナーになる方法は以下の5通りです。
- 直就職
- 専門学校を経由
- 大学・短大を経由
- アルバイト・派遣を経由
- 他業種を経由
それぞれ解説します。
学生からゲームプランナーになるには①:直就職
高校・大学・短大卒業後に、そのままゲームプランナーとなるプランです。
ゲームプランナーの適性がない場合でも、第2新卒を用いることでキャリアの修正が可能なため、チャレンジしやすいのが特徴でしょう。
業界トップクラスのゲーム会社は、一部の高学歴を除きキャリア採用がほとんどなので、最終目標に向かうためにクッションとして中小企業を挟むという考え方がおすすめです。
筆者もベンチャー企業で2年間実績を積み、一部上場企業に転職を果たしました。
学生からゲームプランナーになるには②:専門学校を経由
高校生であれば、専門学校を経由するプランもおすすめです。
ゲーム業界はキャリア採用が主流の中、専門学校を経由すれば未経験から大企業に就職できる可能性があります。
もちろん、個人のスペックにも依存するので絶対ではありませんが、専門学校自体にゲーム会社へのパイプがあるケースもあるため、未経験から就職するよりも圧倒的にハードルが下がります。
また、専門学校在学中に「ゲームプランナーって想像と違う」と気がつけば、キャリアを汚すことなく方向転換も可能です。
筆者の部下でも、専門学生時代にプランナーからエンジニアへキャリアチェンジしてゲーム業界に入った人もいます。
学生からゲームプランナーになるには③:大学・短大を経由
大学・短大を経由してゲームプランナーになるプランです。
個人的にはこのプランを1番おすすめします。
なぜなら、キャリアの選択肢が広がりますし、在学中にゲーム会社のアルバイト・派遣を行いながら適性を確認することもできるからです。
在学中から大手ゲーム会社のアルバイトを継続して、そのまま就職するというケースもザラにあります。
これはゲーム業界に携わったことがある人しか知らない裏技のようなものです。
キャリア採用が主流のゲーム業界において、未経験からアルバイトを経由することで、いきなり大手ゲーム会社に就職することが可能になります。
学生からゲームプランナーになるには④:アルバイト・派遣を経由(裏技)
アルバイト・派遣社員から正社員登録を目指すプランです。
初めから狙うというよりは、就職活動がうまくいかなかった場合の滑り止めと言えます。
ゲーム業界の経験を積むことで就職活動が有利になるのはもちろん、就職活動がうまくいかなかったり就業先が気に入れば、そのまま正社員登録を目指すのも良いでしょう。
学生からゲームプランナーになるには⑤:他業種を経由
学生の段階から専門的な学びがあるなら、他業種を経由するプランもあります。
ゲームプランナーへの道は遠ざかりますが、専門知識の鮮度があるうちに他業種のキャリアを積んでおくことで保険が効くことはもちろん、ビジネススキルを身に付けておけばゲームプランナーへの転職がスムーズになります。
フリーターからゲームプランナーになるには
フリーターからゲームプランナーになる方法は以下の2つです。
- 直就職
- アルバイト・派遣を経由
それぞれ解説します。
フリーターからゲームプランナーになるには①:直就職
転職サイト・エージェントを用いて、直に就職を目指すプランです。
ゲーム業界はキャリア採用が主流のため、未経験の求人は極めて少なく、企業を選択する余裕はありません。
まずは、経験を積むために就職可能な会社へ入り、実績を積んで本命の会社に転職を目指すのが良いでしょう。
フリーターからゲームプランナーになるには②:アルバイト・派遣を経由
転職活動が上手くいかないようであれば、アルバイト・派遣社員を経由するのがおすすめです。
正社員でなければ、いきなり大企業で経験を積めるだけでなく、就職活動が大幅に有利になります。
また、派遣労働法の改正により3年間派遣社員として就業すれば正社員登録ができるようになりました。
就職活動を行い、上手くいかなければ派遣社員として働きながら就職活動を継続し、最悪3年継続して正社員登録するというのがベターです。
他業種からゲームプランナーになるには
他業種からゲームプランナーになる方法は以下の2つです。
- 転職
- アルバイト・派遣を経由
それぞれ解説します。
他業種からゲームプランナーになるには①:転職
転職サイト・エージェントを用いて、直に就職を目指すプランです。
ゲーム業界のキャリア採用は、ゲーム業界経験者とエンタメ業界の企画職以外は未経験採用となってしまいます。
まずは未経験としてベンチャー企業等からスタートし、実績が積めたら大手ゲーム会社に転職するプランを最初から頭に入れておくのがおすすめです。
別業種からゲームプランナーになるには②:アルバイト・派遣を経由
転職活動が上手くいかないようであれば、アルバイト・派遣社員を経由するのがおすすめです。
正社員でなければ、いきなり大企業で経験を積めるだけでなく、就職活動が大幅に有利になります。
また、派遣労働法の改正により3年間派遣社員として就業すれば正社員登録ができるようになりました。
就職活動を行い、上手くいかなければ派遣社員として働きながら就職活動を継続し、最悪3年継続して正社員登録するというのがベターです。
高卒や未経験でもゲームプランナーになれる?【裏技】
結論、高卒や未経験でもゲームプランナーになれます。
しかし、大前提としてゲーム業界は新卒とキャリア採用が主流です。
そのため、若手かずっとゲーム業界にいる人しかいない、少々閉鎖的な業界といえます。
「じゃあ、未経験や高卒は厳しいの?」とあなたは思いますよね。
これは裏技ですが、未経験や高卒でもアルバイトか派遣社員を経由することでゲーム業界の門を叩くことができます。
- 派遣社員:働きながら正社員登録を目指す
- アルバイト:経験を積み転職活動
実はゲームプラナーは俗人的な業務が多いので、一度派遣社員として仕事を覚えるだけで、重要な存在になり、そのまま正社員登録を行えるケースが多いです。
実際に私が所属する一部上場企業でも未経験から派遣社員となり、正社員採用となるケースが散見されます。
最大3年間かかるデメリットもありますが、経験が積めたなら並行して就職活動をすることで早い段階での正社員登録も望めます。
※労働者派遣法改正により3年経過すると直接雇用に変わる

裏技を使えばグッとハードルが下がるぞい。
ゲームプランナーの求人情報の探し方
ゲームプランナーの求人を探す方法は以下の3つです。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 企業公式HP
それぞれ解説します。
ゲームプランナーの求人情報の探し方①:転職サイト
転職において基本中の基本ですが、転職サイトを利用する方法です。
ゲームプランナーの転職で意識すべきことは、なるべく色々な転職サイトに登録すること。
なぜなら、求人の母数自体が少ないからです。

未経験OKのものは更に少ないぞ
転職サイトの王道であるマイナビやリクナビはもちろん、マニアックな転職サイトも隅々までチェックすることをおすすめします。
採用に投資できないベンチャー企業は掲載単価が低い、ローカルな求人サイトに掲載されていることも多くあります。
ゲームプランナーの求人情報の探し方②:転職サイトエージェント
近年、転職活動の基本となりつつあるのが、転職エージェントです。
転職サイトとの違いは、転職に精通したエージェントがサポートしてくれること。
- 求人探し
- 書類添削
- 面接練習
- 給与交渉
- 質疑応答
個人レベルでは難しいことも企業と求職者の間を取り持って行ってくれます。
筆者は転職エージェントを用いて、可能な限り全てのゲームプランナー求人に書類を送付してもらいました。

サポートが手厚いから働きながら転職活動する人にとっても最高のサービスなんじゃ。
求職者へ転職ノウハウを共有してくれるのはもちろん、手間な作業を代行してくれるため、「本業が忙しくて転職活動ができない」という方にもおすすめです。
ゲームプランナーの求人情報の探し方③:企業公式HP
企業サイトへ訪問して、直接求人を確認する方法もあります。
自社サイトということもあり、仕事内容やワークライフバランスが転職サイトよりも詳しく書かれているケースが多いです。
しかし、転職サイトと給与条件が異なることもあるため、基本的には転職サイト・エージェントと併用して条件を確認するのが良いでしょう。

個人で申し込むメリットは薄いんじゃ。
まとめ:ゲームプランナーになるには希望者の状態にあった就職活動が必要
ゲームプランナーになるには、就職希望者の状態にあった就職活動が必要です。

ゲーム業界はキャリア採用が主流のため、新卒or業界経験が長い人しかいない少々閉鎖的な業界であり、未経験からの就職難易度が高めです。
そのため、社会人経験を楯に就職できるベンチャー企業やアルバイト・派遣社員を経由してゲーム業界の門を叩く必要があります。

他業種と比べて特殊な仕事が多いから、経験が活かしづらいんじゃ。
給与や福利厚生など、各々最低限必要な基準もあるので、まずは求人情報を確認してみましょう。
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